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犬がフィラリアに感染したときの症状や対処法、また、未然に防ぐ予防法について

犬のフィラリアってどんな病気?症状は?処置は?


犬のフィラリアってどんな病気?

 

幼犬が獣医さんにワクチンを打ってもらう様子

 

 

犬のフィラリアは、別名を犬糸状虫と呼ばれる寄生虫の名前です。読んで字のごとく、"犬に寄生する糸状の虫"であり、感染すると心臓や肺、肝臓や腎臓など、生命維持に関わる重大な体の臓器を虫食み、重度になると命さえも落としかねない犬にとってとても怖い病気の元凶です。

 

原因は?

 

感染の原因は私たちも夏場になると苦しめられるあの"蚊"です。蚊を介して犬の心臓や肺動脈に寄生虫が侵入することで発症します。体内に入り込んだフィラリアの菌は、犬の心臓や肺の血管に寄生し、血液中の栄養分を吸収していきます。その後、多くの場合は、慢性的な経過をたどるため、症状に気づくことができますが、希にあっという間に重篤となることもある怖い病気です。

 

2014年、東京都の代々木公園を中心に発生したデング熱も、蚊(ネッタイシマカやヒトスジシマカ)が原因でしたが、フィラリアも実はこの"蚊"に刺されるというところにはじまります。媒介をする蚊は、日本のどこにでも居る蚊であると言われていますが、主には"トウゴウヤブカ"であることが解っています。

 

感染するとどうなる?

 

フィラリアの感染に気づくために、飼育者としてまず知っておかなければならないのは、フィラリア症を患った犬に症状となって表れる動作や行動、仕草です。

 

 

 

最も異変に気づきやすいのは「咳」です。

 

 

 

喉を詰まらせたように咳をするようになり、その回数がどんどん悪化していくようであれば、フィラリアの疑いをもちましょう。また、咳の延長上で、吐いたり喀血(かっけつ※呼吸器系からの出血)をしてしまったりする場合にはフィラリアがかなり進行してしまっている可能性もあります。

 

フィラリアを患ったときの病状

 

・咳がだんだん悪化していく
・非活動的でぐったりしている時間が長くなる
・散歩などでも少し動いただけで走ったりしなくなる
・臓器の機能不全の影響でうっ血がみられる
・腹水が悪化していく

 

フィラリアの疑いがある場合の対応は?

 

ふだん、散歩に連れて行っているコースや、周囲の環境を思い返してみてください。散歩コースでなくても近所に藪蚊が飛び交っているようなところがある場合には愛犬がフィラリアに冒されるリスクは高いと言えます。フィラリアの症状を少しでも見受けられたら、すぐにかかりつけのペット病院や獣医さんに診察をしてもらうことが第一優先です。そこで治療が必要と判断された場合には、寄生状況(寄生している数によって異なるそうです。)を確認のうえ、駆除薬の投与や急性の場合は手術、対処療法など、適正な処置を施してもらえるはずです。

 

予防する努力を

 

フィラリアは外部環境(蚊に刺されること)によって患う感染症です。防ぎきれない部分も多くあるため、なってしまったらある程度仕方のないことですが、極力は、"ならないようにする"ことも大切です。最近では、蚊に刺されにくいように服を着せたり犬用の虫除けスプレーを吹きかけて散歩に出かけられるオーナーさんも増えています。また、フィラリア予防薬などの薬の投与もありますので、獣医師さんへ相談してみるのも良いでしょう。

 

 

 

 

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