無駄吠えをしない成犬へ育てる環境づくり
犬に無駄吠えをさせない環境づくりとは?
犬は相手への恐怖心や防衛本能の表れで、吠えます。
吠えることで相手を威嚇し身を守ろうとするからです。
特にカラダの大きな相手、目線の高い動物に対して必死に吠えます。
小型犬の犬種の中でも超小型犬といわれるチワワやポメラニアン、またミニチュアダックスなどの無駄吠えが多いのは、体が小さいがゆえ、大きな相手に恐怖心を抱き臆病になり威嚇している、と捉えることができるでしょう。
ですが、集合住宅のような住居でやたらと吠えたり、初見の人などにむやみに吠えられては少々厄介・・・。
一緒に行動ができなくなってしまいます。
無駄吠えは矯正して直す方法などがありますが、矯正されてしまうことで、犬は本能を封じ込められ、ぐっとこらえることでストレスを感じ、「伸び伸び生きている」心地がしないはずです。
そこで訓練で無駄吠えをさせないようにするのではなく「しなくてもよい環境を作り」について考えましょう。
犬も動物ですから、喜怒哀楽の感情はあります。
そのため、怒る=吠えるという感情を一切排除するというのは困難です。
ですから出来る限り、吠えなくても良い環境、つまり「社会の暮らしになれさせること」が大切なのです。
幼犬のうちから出来る限り、人間との暮らしや外界との交流に触れさせて過ごすこと。
室内だけの暮らしだけではなく、毎日外へ出て自然や社会とふれあいをすること。
このような環境づくりが幼いうちからできれば無駄吠えをすることの少ない立派な成犬に育ってくれる可能性は高くなるはずです。
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